ピアノ初心者のレッスン内容とは?

こんにちは。

調布市リーベピアノ教室の久保典子です。

 

ピアノをはじめるにあたって、ピアノ初心者のレッスン内容について「どんなレッスンをするものなの?」と疑問や不安に思われる方は多いと思います。

 

今日は一般的なピアノ初心者、それも幼児から小学校低学年のお子さんにターゲットを絞り、どんなレッスンを行うものなのか?について少しお話ししてみたいと思います。

 

導入レッスンで取り組むものとして、良く取り入れられている代表的なものをご紹介いたします。

 

  • リトミック
  • クボタdeメソッド
  • ピアノランド
  • ミュージックキーシステム
  • バスティン

 

 

  • リトミック

 

リトミックは、楽しく音楽と触れ合いながら体を使うことで身体、感覚、そして知的能力を育てていく情操教育として注目されています。

 

楽しいピクチャーカードやスカーフ、スティックなど夢いっぱいの教材を使うことで、豊かな心を育て、音感や拍子感も楽しく身についていきます。

 

また、リトミックは【音楽の基礎】だけでなく【人としての基礎】を構築するともいわれています。

 

ピアノの導入レッスンにリトミックを取り入れると、リズム感、音感が自然に身につくため、音符を読む苦手意識もなくなりピアノが長く続くお子さんが多いという大きなメリットもあります。

 

そのため、ピアノ導入レッスンにリトミックを取り入れているお教室が増えています。

 

  • クボタdeメソッド

 

クボタdeメソッドは、今までのピアノレッスンとは全く違う新しい導入レッスンとして、最近トレンドとなってきています。

 

ワーキングメモリーを鍛え、頭が良くなるピアノレッスンといわれています。

 

なんと宿題も出ない、家にピアノがなくてもOK、家で練習しなくても良いというレッスンだそうです。

 

先生が弾いた音や指を見て、真似をして弾いていく…そうすることで前頭前野が成長し、ピアノもうまくなり、記憶力も良くなり、集中力もついていくというメソッドで、2歳という幼少からはじめられるというのも大きな特長のひとつです。

 

シニアのためのクボタdeメソッドもあります。

 

認定教室が少しずつ増えてきていますので、気になる方はクボタdeメソッドのホームページから認定教室を調べられますので覗いてみてはいかがでしょうか?

 

 

  • ピアノランド

 

ピアノランドは、作曲家・ピアニストであられる著者、樹原涼子先生が作り上げたメソッドです。

 

楽しく正しいピアノ奏法が身につくように考えられています。

 

教材は【2段階方式】となっていて、最初はピアノを弾かず、まず正しい癖のない指の形、リズム感、楽譜を読む力、美しい音を聞き分けるための耳などを、遊び感覚満載の絵がいっぱいの楽しいプレ教材でバランスよく育てていきます。

 

小さなお子さんでも、ピアノを弾く基礎をムリなく学んでいくことができます。

 

ピアノのテキストに入るまでは時間はかかりますが、テキストに入る時には、基礎がしっかり出来上がっているため、スムーズにピアノが上達していけることが、大きな魅力と特長です

 

ピアノ曲のテキストは樹原先生のオリジナル曲で構成されており、どれもチャーミングで将来専門家に進みたい方にも良く考えられた作品ばかりです。テキストが素晴らしいため、基礎のプレ教材のメソッドは飛ばして曲集のテキストだけをお使いになる先生も多くいらっしゃいます。

 

 

  • ミュージックキーシステム

 

ミュージックキーシステムは、楽譜を読む力、リズム、音符などピアノを弾いていくうえで欠かせない基礎が楽しく学べるよう考えられています。

 

音符を学ぶ「ソーヨひめとファーデスおうじ」は絵本になっており、ドレミを物語を読みながら覚えていく形式になっています。

 

リズムも、たくさんの動物が出てきて犬の「ワンちゃん」は、ワン、ワンと数えるんだよ!でも、本当の名前は「しぶおんぷ」っていうんだよ!などと、子供たちに親しみを持ってもらいながらリズムを学んでいけることが特長です。

 

また、音楽は「目」で見た楽譜を「脳」で理解し「手」に指令を出し、弾いた音を正しいか「耳」で確認するというサイクルを連続して行っていきますが、その楽譜を読みながらピアノを弾くことを子供たち目線で楽しみながらスムーズに行えることを重要視して考えられたシステムとなっています。

 

アメリカで幼児音楽教育を学ばれた著者、田村智子先生とパートナー岩瀬洋子先生のアイデアの詰まった楽しいシステムです。

 

 

  • バスティン

 

バスティンメソッドは1970年代にアメリカのジェームズ&ジェーン・バスティン夫妻によって開発された教材です。

 

無理なく、楽しく、いつのまにかレッスンにとけこみ、知らず知らずのうちにぐんぐん力がつくよう考案されました。

 

現在欧米では主流の代表的な導入教材の一つで、音楽のあらゆる分野を学習しながら幅広い音楽体験ができるように構成されています。

 

ピアノ鍵盤の理解、リズム、聴音、和声、創作、即興演奏、移調、理論、テクニック、アンサンブル、初見、読譜、鑑賞、バランスのとれたレパートリーなど、音楽のあらゆる分野を習得することができます。

 

楽しみながら上達するピアノレッスン」という理念は、数こなし式・かみくだき式・逆算式>>詳しくはこちらからを織り込みながら作られ、即応性とポピュラー音楽にも応用可能な教材となっています。

 

  • まとめ

 

ここまで、書いてきた内容はほんの一例にすぎません。

 

お教室によってそれぞれ内容は違ってきます。

例えば、むかしながらのバイエルは現在でも不動の人気を誇っています。

 

ただ共通していることはドレミが読めるようになり、リズムが分かるようになりそしてピアノが楽しく弾けるようになるよう工夫されているということです。

 

当教室では、リトミックまたはバスティンをミックスしたものを生徒様に合う形でレッスンを進めております。

 

年長さんぐらいのお子様でしたら2~3か月もすれば、リズム感もついてきて「メリーさんのひつじ」や「ぶんぶんぶん」などの曲が弾けるようになります。

 

お教室によってレッスン内容は様々です。まずは色々なお教室の体験レッスンに足を運んでみてください!

 

そしてレッスン内容を体験し、疑問や不安に感じたことは先生にお伺いしてみることをおすすめします。

 

きっとお子様に合うレッスン内容のお教室が、見つかるはずです!

 

※ 現在は対面での体験レッスンを再開させていただいております。(2021年7月7日現在)

 

体験レッスンは随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください^^

 

 >>体験レッスンのご予約はこちらから

 >>コース案内はこちらから

 

ブログ履歴

● オンラインレッスン…

● 新型コロナウィルス

● ピアノに来ても、ピアノを弾くだけじゃ…

● 生徒さんをもっと笑顔に…

● 今年はじめてのレッスン!…